今回は、オイル別の効果を紹介します!
脳を活性化してくれる油とは?
脳を活性化させる油としては、ココナッツオイルがおすすめです。
脳の重要な脂肪酸、DHAの素となるオメガ3系が豊富で、さらに他のオメガ3系とは違い、ココナッツオイルに含まれるケトン体はより脳を活性化させます。
オメガ3系とは
体内の様々な機能をサポートしてくれる重要な要素で、体内で作ることができない「必須脂肪酸」の一つ。食事から摂取が必要で、私たちの体になくてはならない栄養素です。
オメガ3系の代表的な脂肪酸としてはα-リノレン酸があります。体内に入ったあとで代謝されてEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)となります。
EPAやDHAはサケ、マグロなどの魚類、カニ、ムール貝のような甲殻類に含まれています。α-リノレン酸はえごま油・アマニ油(亜麻の種子を絞った油)の他になたね油などにも含まれています。
ケトン体というという脂肪燃焼スイッチ
オイルが肝臓でエネルギーを作り出す際に生まれるケトン体という物質が血液中に増えてくると、ケトン体質となります。
ケトン体質になると、それまで糖質を主なエネルギー源としていた代謝回路が、脂肪をエネルギーの主体にする代謝回路にスイッチが入り、脂肪がメラメラ燃え出します。
多く含まれるラウリン酸という脂肪酸は、免疫力を高めたり、抗ウイルス作用も。さらに、アルツハイマーの予防や改善、腸内環境を良くするなど、さまざまな健康効果があります。
オメガ3系のオイルには嬉しい効果がたくさんありますね!
オイル選びのポイント!
実は油にはそれぞれ色々な効果があるんです。そのため自分にあった油を選ぶ事が大切です!
オイルファスティングで使われる油のなかで、「MCTオイル」と「ココナッツオイル」は混同されやすい油です。これらにはどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
ココナッツオイルとMCTオイルの違い
脂肪燃焼スイッチが入るのはMCTオイルの方が断然早いですがが、腹持ちという観点においてはココナッツオイルの方が高いです。MCTオイルは100%中鎖脂肪酸でできています。
対して、ココナッツオイルは60%が中鎖脂肪酸、40%が長鎖脂肪酸です。この長鎖脂肪酸は摂りすぎると脂肪として蓄積してしまうものです。
基本はMCTオイルがオススメ!
しかしココナッツオイルにもいい面はあるため、ブレンドしたり、摂るタイミングによって使い分けるのも良い摂取方法です。
スープ、ドリンクの材料や調理方法によって色々と試してはいかがでしょうか!?