定番のお肉に「羊」が仲間入り

ここ数年で牛豚鶏に加え、日本でも定番のお肉になってきたのが「」ですよね。

こちらは、「ウェルネスフード」のひとつとして、美容と健康のために意識して摂ってほしい食材でもあります。

羊肉には美容に最適

「羊肉」の脂肪は、牛や豚に比べ、体内に吸収されるよりも体外に排出されやすく、また、脂肪燃焼作用が高いL-カルニチン」の含有量が多いとして知られています。加え、抗酸化作用がビタミンEの60倍ともいわれるミネラル類の「セレン」も牛肉の3倍も含まれているんですよ。

更に、体内で合成することのできない必須アミノ酸がバランス良く含まれており、例えば、免疫力をアップさせるリシン、アレルギーを和らげるメチオニン、食欲を抑えてくれるフェニルアラニンなども豊富なんです。

寒い冬は羊肉でポカポカ

また、モンゴルでは「夏に食べると鼻血が出る」と言われるくらいカラダの中からポカポカと温めてくれる食材でもあります。

韓国料理でも羊肉といえば、양꼬치 ヤンコチ(ラム肉串)がありますし、北海道は「ジンギスカン」があります。

自然との調和なのでしょうか。寒いところでは、自然と「」が選ばれているというのが分かりますね。もちろん、薬膳においても、とってもとっても カラダを温める力が強い「大熱」に分類されています。
冷え症の方、かなりおススメします!

まだまだある羊の成分~「L-カルニチン」って?

ダイエットにも効果的、食べて罪悪感がないお肉「羊肉」には魅力的な栄養素「L-カルニチン」もたっぷり。

ご存じでしょうか?それでは、一体、この「L-カルニチン」どのような働きが期待できるのでしょう。

【L-カルニチン】
羊肉を代表とする赤身のお肉に多く含まれるアミノ酸で、1日200~500mgを摂取することが推奨されています。

L-カルニチンの働きとして、「脂肪燃焼のための成分」として知られていますが、実は、脂肪細胞に蓄えられた脂肪がエネルギーとして消費されるために、脂肪から分解された状態の物質(脂肪酸)を筋肉などの組織へ運ぶのをサポートしているんです。つまり、『運び屋的存在』です。

従って、運ぶ中身が空の状態では意味がありません。まずは、脂肪を分解することが大事なのです。

この脂肪を分解するのが、消化酵素のリパーゼGABA(ギャバ)などのアミノ酸です。GABAは、抑うつ症状の改善更年期障害の緩和などリラックス成分としてよく知られ、漬物、味噌、キムチなどの発酵食品発芽玄米やカカオ、トマトなどに多く含まれています。

L-カルニチンは、MCTオイルとの相性も抜群!!

脂肪酸の運び屋であるL-カルニチンと【MCTオイル】を一緒に摂れば、脂肪酸から作られるケトン体がよりスムーズに作られるんです!ケトン体の生成する条件が続けば内臓脂肪は減少していくので、根本的なダイエットができるのです!

羊肉は、ウェルネスフードとしても意識的に摂ってほしいお肉。ぜひ、MCTオイルと一緒に摂ることでダイエットを加速させてくださいね♪これからまだまだ寒い季節にぴったりなお肉「羊肉」を健康と美容のためにも積極的に摂りましょう!