あなたは体(臓器)のことをどれだけ知っていますか?

今回は少しだけ「小腸&大腸」と「肝臓」の働きについてご紹介しますね。

腸の機能がしっかり働くと便秘知らずで免疫アップ!

先ずは、「長さ」。
小腸は500円硬貨程の直径の柔らかい管で、長さはなんと3m

一方、大腸は、小腸の2~3倍の太さで長さ1.5m。大小合わせて、4.5mも・・・
私たちの腹部にそんなに長いものがあることにびっくりしますよね!

そりゃ、便秘になりますよね…

働きとして、小腸は主に「消化、吸収」そして、大腸は小腸から送られてきたお粥状の内容物を4分の1になるまで水分を吸収したり、またナトリウムや塩類を吸収し、糞便と一緒にカリウムを排出します。

やはり、ダイエットを考えると一番気になるのが「排便」について。

排便」は2種類の腸の運動によって作用する

ひとつは、「緊張波というもので、「前方に進んでは戻る」という動きで、水分と塩類の吸収を促進させます。

そしてもう1つは、私たちがよく聞く腸の「蠕動(ぜんどう)運動」で大腸を空にするように糞便を肛門のひとつ前のS状結腸まで運び、排便まで糞便をS字結腸に貯留させます。

「排便」をコントロールするのは自律神経。
自律神経の働きに大事なのは「脳」の働きです。

便秘知らずで「痩せボディ」、免疫アップで「病気知らず」「いつでも幸せ」になれる(幸せホルモン(セロトニン)分泌」など心身の健康にとってもいいことだらけの腸は大事にしないとですね!

体内最大の臓器である「肝臓」

重さは、成人で約1200~1400gで20~30代でもっとも重くなり、以後しだいに軽くなります。

そして、血を貯蔵する働きがあるので色は暗赤色(レバーなので、想像できますよね・・)
加えて、他の臓器にみられないのが「復元力」!
手術で、肝臓の4分の3から5分の4切り取ってもやがて元の大きさに戻る、、えっ、、半分以上切り取っても、戻るの??という恐るべし臓器。

肝臓の働きは非常に多方面であり、その活動は生命活動を維持するのにとっても重要、まるで、一大化学工場なんです!
それでは、肝臓の働きを少しだけ見てみましょう。

【デトックス】

私たちが思い浮かぶのって・・・?
先ずは、アルコール分解かしら??
もちろん、正解。肝臓は、アルコールだけでなく、有害物質を無毒化して胆汁中に排泄する真のデトックスを行っています。

【物質の合成&処理】は、たくさんあります!だって、一大化学工場ですもの

・エネルギーの貯蔵物質であるグリコーゲンを作り、貯蔵、そして必要に応じて分解、血液中に送り出し糖分を調節

・体を構成するアミノ酸、タンパク質、脂肪の合成、分解、貯蔵

・老廃物であるアンモニア、不要のホルモンを破壊、処理

・「胆汁」を生成
(「胆汁」は、消化酵素 (リパーゼ) を活性化させ、脂肪を水に溶けやすくすることで、脂質の消化吸収を助ける作用があります。)
等など、まだまだ色々とあります。

肝臓の働きを知れば、ホントに様々な役割を担っていて休みなしのフル活動・・・
疲れるのは当たり前よね・・と矢鱈と納得。

そして、ここまであらゆる代謝を担う肝臓が疲れちゃうと、なかなか痩せられないというのも分かりますよね。

お酒を飲まないだけの「休肝日」でなく、ファスティング(断食)で本格的な「休肝日もダイエットだけでなく、健康のためにも定期的に行ってみましょう♪