「白髪予防」にいい食材とは?

40代・50代の女性の悩みとして話題にでてくるのが「白髪」。今回はそんな「白髪予防」にいい食材について書いて見たいと思います。

白髪は、30代後半以上50代が悩む「髪の悩み」のダントツNo1らしいです。(それ以降は、薄毛とのこと)
東洋医学で、「女は7の倍数」で年齢を感じる大きな変化があると言われていますが、その中でも7×6=42歳 で、白髪が目立ち始める と書かれています。


こちら、2000年以上前の古代中国医学の経典「黄帝内経」に書かれたものらしいのですが、2021年でもほぼ変わらないのね・・・・とひとり思った次第です。

黒にはメラニンが大事

白髪が生えるのを完全にストップさせるのは無理でも、少しでもそのスピードを緩やかにしたい・・・・そういう時は、髪の「」のもとであるメラニン色素や、メラニン色素を作るメラノサイト(色素形成細胞)の働きを助ける食材を意識的に摂り入れることが大事。
今回は栄養素別にご紹介していきますね。

【ヨード】

ヨードには細胞の成長や代謝を促進する作用があり、髪を健康な状態に保ち、メラニン色素を作るメラノサイトの働きを活発にする働きが。海藻や魚介に多く含まれています。

海藻類:こんぶ、ひじき、わかめ、のりなど
魚介類:いわし、さば、かつお、ぶりなど

【チロシン】

メラニン色素の原料のひとつ。不足すると、どれほどメラノサイトが働いても髪の毛に色をつけることができません。抗ストレス作用もあり、白髪予防にぴったりです。

乳製品:脱脂粉乳、ナチュラルチーズ、プロセスチーズなどのチーズ類

果物:バナナ、アボカド、リンゴ

魚介類:かつお、まぐろ、たらこ、ちりめんじゃこ、ひらめ、うるめいわしなど

大豆・ナッツ類:アーモンド、大豆、落花生、豆腐など

【銅】

チロシンの働きを活性化。銅はメラニンの生成に必須の酵素、チロシナーゼの働きを活発にするミネラル。体内で生成できないため、食事でとるように心がけて。チロシンとあわせてとると相乗効果でよりGOOD。

豆類:大豆、納豆、カシューナッツなど

野菜:ごぼう、ニンニク、パセリ、モロヘイヤ、カンピョウなど

穀類:そば、さつまいも、玄米など

魚介類:ほたるいか、えび、かになど。

果実類:あんず、プルーンなど

【カルシウム】

髪の黒色のもとであるメラニン色素を作るメラノサイトを活性化する栄養素。髪の黒色を維持する効果があり、白髪予防に効果的です。

乳製品、小魚、桜エビ、海藻類など

【葉酸】

チロシンの生成に必要
キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウ、枝豆など

これらが、白髪予防にいいとされている栄養素(食材例)となります。
よくよく見ると全てが、オイルファスティングにて推奨するウェルネスフードの食材群に当てはまるものばかりです!心身、脳の健康は、自ずと「美しく健康な髪」にも繋がることですね!