見た目も似ている!ほうれん草と小松菜の使い分け
低GI食品でも葉野菜の中でも色が濃い青菜は栄養価もとても高いです!
そのうえ炒め物、和えもの、時にはサラダへ使い勝手がいいですよね!
その中でも緑黄色野菜の王様「ほうれん草」、そして、ほうれん草と似ている「小松菜」についての使い分けをご紹介します。
この2つの大きな違いは?
シュウ酸カルシウムが多いか、そうでないかです。
シュウ酸カルシウムは摂りすぎると痛~い「尿管結石」などの結石の原因にもなります。
そのシュウ酸カルシウムをほうれん草は多く含み、茹でて水にさらして調理するのが基本です。
それに比べて小松菜に含まれるシュウ酸カルシウムはそこまで多くはなく、そのまま生で調理できるってことです!
薬膳の観点から見たそれぞれの違い
ほうれん草
こちらは貧血気味の方に特におススメです!
例えば、乾燥肌や髪がパサパサで悩んでいる。よく足がつりやすい、目が疲れやすい、かすみやすいって方にもいいですよ!
ほうれん草で思い出すのは「ポパイ」!ほうれん草を食べるとパワーアップというイメージがあるのですが・・・
実際は、パワーアップというよりも 「補血作用」があり、血を養い、補ってくれます。
また、カラダに潤いを与えてくれるので、便秘解消やお肌の老化にも効果的!
「血を養う」と東洋医学の世界では、【質のいい眠り】にも繋がると言われています。
それなので、充分な睡眠がとれない、よく夢を見るという方にもおススメです。
小松菜
ほうれん草と同じくらいメジャー級の青菜ですよね。
こちらは、怒りっぽい方におススメ。イライラや不安感を解消するのに効果的です。
鉄分やカルシウムの含有量は野菜の中でもトップクラスなので、骨粗鬆症で悩む女性は、小松菜を積極的に摂るといいですよね!
また、胃腸の働きを助けるので、消化不良や便秘解消にも効果的です。
ただ、カラダを冷やす作用が少しありますので、冷えが気になる方は食べ過ぎは気を付けて。
おすすめの調理方法
ほうれん草は、摂りすぎると結石などの原因になるシュウ酸が多く含まれているため、茹でて水にさらしてから食べる必要がありますが、小松菜はシュウ酸の量も少ないため茹でる必要はありません。
それなので調理が楽!例えばおひたしならば、茹でる代わりにレンジでチン!でOKだし、炒める場合は生のまま直接フライパンに入れてもしっかり火が通ります。
グリーンスムージーとかでも生でミキサーに入れればいいですし、使い勝手よしです!
あなたは、ほうれん草派?小松菜派?どちらですか?